バンダイクワガタ |
ゴマノハグサ科 クワガタソウ属 (ルリトラノオ属) |
高山の砂礫地に生える多年草で、高さは10〜25センチ。会津磐梯山の固有種。葉は対生し長楕円形。縁には不揃いな重鋸歯があるのを特徴としている。 茎先の総状花序に10〜20個ほどの淡青紫色〜紅紫色の花をつける。花冠は4裂し、裂片には濃い色の筋が入る。雄しべ2個と雌しべ2個は花の外に飛び出る。花期は6〜7月。 〜徒然想〜 会津磐梯山は宝の山よ!と歌われたのを懐かしく思い出します。昔は鉄が採れ、宝の山だったようですが、今でも多くの花が見られ、宝の山に違いはありません。 郡山に住まいを持つ方と知り合う機会を得ました。この時期は毎週のように通い、咲き変わる花たちを楽しみにしているようです。 あまりこの道は教えないようにしていると言いながら脇道に入り、バンダイクワガタがきれいに咲く場所まで案内してもらいました。 淡い青紫色の花は、細身ながらも礫地が似合い、健気に咲き誇っていました。 −同じ科の植物− |
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2010.6.26 福島県 磐梯山 |
2010.6.26 福島県 磐梯山 | 2010.6.26 福島県 磐梯山 |
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