シラオイエンレイソウ |
ユリ科 エンレイソウ属 APG分類ではシュロソウ科 |
湿地、林内などに生える多年草で、高さは30〜50センチ。葉は先端に3個輪生し、卵状菱形。 花は茎頂に1個横向きに付ける。内花被片は3個で白色、長さ2.5〜4センチ。外花披片は3個で緑色、長さ2〜3センチ。雄しべは雌しべより短く、葯は花糸の2倍の長さ。花期は5〜6月。北海道に分布する。 〜徒然想〜 シロバナエンレイソウとオオバナノエンエイソウの雑種といわれています。異説もあります。 特徴は、横向きに咲く、雄しべが雌しべより短い、子房の先端が紫褐色になるなどが挙げられています。 それを指標に訪れた地で探しますが、いずれもシロバナエンレイソウでした。 ならばと、少し移動して探します。今度は、明らかに子房の先端が紫褐色になっています。背丈は直前に見たシロバナエンレソウよりも大きいようです。花もやや大きく、重た気に横に向いています。両親の中間的な形と思われ、交雑種と言われていることに納得です。 ただ、雄しべが雌しべより短いという指標については、あまり明確ではなく、やや短いかな、という感触です。 −同じ科の植物− |
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2017.5.17 北海道 |
2017.5.17 北海道 | 2017.5.17 北海道 |