サンヨウアオイ

ウマノスズクサ科 カンアオイ属

山地の林下などに生える多年草。葉は倒卵形か卵形で、斑紋のあるものとないものがある。
花は淡緑褐色で、萼筒の上部は著しくくびれ、萼裂片は開出し、内側は黒褐色。花期は4月。中国地方西部、四国、九州に分布する。

〜徒然想〜

近畿地方でよくみられるミヤコアオイに似ていますが、萼筒に6個の膨らみがあるとされています。
いくつか撮った画像の中に明らかな6個の膨らみを確認できるものはありませんでしたが、ミヤコアオイには無い膨らみが見られましたので本種としました。

トサコバイモを見るために訪れた愛媛県の山です。
他には、フウロケマン、シコクチャルメルソウ、幾種かのすみれ類、不明のネコノメソウなどがみられ、なかなか多彩な山です。
降り出した雨に濡れながらも、案内人のネット仲間に遭遇するなど、楽しい花散策になりました。

−同じ科の植物−
2012.4.21 愛媛県
2012.4.21 愛媛県 2012.4.21 愛媛県