ナギラン |
ラン科 シュンラン属 |
2016.7.10 神奈川県 | 2016.7.10 神奈川県 |
常緑広葉樹林下などに生える多年草で、高さは10〜20センチ。葉は1〜3枚付き、被針形、質は革質で固く光沢があり、先は鋭尖頭。 花は花茎の先に2〜4個を疎らに付ける。花弁は白色の地に淡紫色が入り、唇弁は浅く3裂し、萼片は線状披針形。花期は6〜7月。千葉県以南〜沖縄県に分布する。 〜徒然想〜 出逢いを楽しみにしていた花ですが、正直、期待外れでした。花があちこちに向いてまとまりがなく、バランスが悪いのです。 全体写真は、いまいち映えません。 でも、一つの花はランらしい姿をしています。 黄色みがあるずい柱、その後ろに背花弁、唇弁には濃紫色の斑紋があり、背萼片は後ろに立ち上がり、側萼片はバランスよく両側に広がります。 この姿で思い出すのは、マヤランです。よく似ています。 違いは葉の有無でしょうか。マヤランには葉が見られません。 この日は両者の他、タシロランも見られました。枯葉が敷き詰められ、しっとりした森です。 −同じ科の植物− |
2020.7.10 神奈川県 | 2016.7.10 神奈川県 |
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