タシロラン |
ラン科 トラキチラン属 |
常緑広葉樹林下などに生える腐生ランで、高さは20〜50センチ。全草が白色〜やや黄色味がかった白色で、花はやや多数付ける。 花被片は細く、唇弁は卵形で先は細かい刻みがある。咲き始めは下を向いている。花期は5〜7月。本州関東地方〜沖縄に分布する。 〜徒然想〜 ここ数年、撮影計画に入れていましたが、なかなか観察地を訪れることができませんでした。他に優先するものがあったり、これだけを見に行くには食指が動かなかったことなどが理由ですが、ある事情で車を走らせなくてはならなくなったことから、出かけてみることにしました。 ある事情とは〜、お恥ずかしながら、車のバッテリーをあげてしまったのです。充電のための走行です。 観察地は若者の嬌声が響き、既に夏の賑わいをみせています。タシロランは、その音が途絶える暗い林の中に、ひっそりと佇んでいました。 その後は、不意の出逢いが多いです。何だこれは! というような群生もありましたが、雰囲気が陰気で撮影意欲が湧きませんでした。 −同じ科の植物− |
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2010.7.11 神奈川県三浦半島 |
2010.7.11 神奈川県三浦半島 | 2010.7.11 神奈川県三浦半島 | |
2016.7.10 神奈川県 | 2016.7.10 神奈川県 | |
2016.7.10 神奈川県 | 2016.7.10 神奈川県 |