ナガバシロヨメナ |
キク科 シオン属 |
シロヨメナの渓流型変種で、葉が細い線形になる特徴がある。頭花や総苞はシロヨメナと特に変わらない。花期は9〜12月。本州中部地方以西、四国、九州に分布する。 〜徒然想〜 本画像を撮影した静岡県の他に、紀伊半島や四国、九州などに点々と本種が報告されています。それぞれの産地で背丈や葉形に変化があり、四国には小型で顕著に渓流型になったものが見られ、イワバノギクの名が付けられています。 静岡県で観察した限りでは、背丈は20センチほどのものも見られましたが、概して50〜80センチ、岩場に沿うように立ち上がるものや垂れ下がるものが見られました。草中では群生することもありました。 葉は明らかにシロヨメナよりも細長く、葉の太い部分が基部寄りにあり、また茎の上部の葉が極端に小さいというシロヨメナの仲間の特徴を持っていました。 シロヨメナの渓流型変種といっても、流れは深い谷の下です。渓流沿いの印象はありませんでしたが、ここにはイワシャジンも多く見られました。やはり、谷からの影響を受けている地域なのでしょう。 −同じ科の植物− |
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2014.9.20 静岡県 |
2014.9.20 静岡県 | 2014.9.20 静岡県(画像にポインターをおいてください) |
2014.9.20 静岡県 |
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