ナガバノアケボノスミレ
シロバナナガバノアケボノスミレ


スミレ科 スミレサイシン類

 
2013.4.17 埼玉県   2013.4.17 埼玉県

林下、林縁などの半陰地に生える多年草で、高さは5〜10センチ。アケボノスミレナガバノスミレサイシンの自然交雑種。
葉は両親の中間的形態で、最初は巻いていて、展開後は卵状披針形で先は三角状に尖る。
花は直径2センチほどで淡紅紫色が多いが、紅紫色から白色に近いものまで変化が多い。花期は4月。関東南部、山梨県などに分布する。


〜徒然想〜

秩父の山にナガバノアケボノスミレと白花品があることを知り、出かけてみました。植物に興味を持っていなかった頃に、駅から登り上がった山です。今では上に駐車場が完備され、すっかり様変わりし驚きました。

すみれ類の多さにも驚かされました。特にアケボノスミレとシロバナナガバスミレサイシンが多く、これならばと、葉の長いアケボノスミレを探し回ります。しかし、この地のアケボノスミレは葉が長く見え、歩くにつれ、皆ナガバノアケボノスミレに見えてきました。
画像は葉の長いものを中心に収載しましたが、迷うものも沢山ありました。
花の色は図鑑のとおり、紅紫色〜淡紅紫色〜白色に近いものまで、いろいろです。
シロバナナガバノアケボノスミレと呼べるものもみられましたが、かすかに色がついている白花も多く見られました。

−同じ科の植物−

 2013.4.17 埼玉県    2013.4.17 埼玉県
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