ミヤマキヌタソウ |
アカネ科 ヤエムグラ属 |
亜高山帯の湿った岩場、草地などに生える多年草で、高さは15〜30センチ。葉は4枚輪生し、卵形〜広披針形、先は狭まって尖り、3本の脈が目立つ。 茎頂や葉腋から伸びた集散花序に、緑白色の花をまばらに付ける。花冠は4個に深く裂け、直径3ミリほど。果実には曲がった短い毛がある。花期は6〜8月。北海道〜本州北部に分布する。 〜徒然想〜 キヌタソウ、オオバノヨツバムグラ、エゾノヨツバムグラなどと良く似ています。葉の先が鋭く尖ること、花序が短く花数が少ないのが特徴です。 夕張岳は冷水コースから登りました。間もなく見られたのがこの花で、キヌタソウの仲間であることは分かりますが、キヌタソウほど花は賑やかでありません。下調べしていたミヤマキヌタソウに違いありません。 でも、まだ花期には早かったようです。ほとんどが未開花で、開花したものを探しながら撮影しました。 大群生が見られましたが、登山道を進むと間もなく見られなくなりました。 -同じ科の植物- |
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2015.6.29 北海道 |
2015.6.29 北海道 | 2015.6.29 北海道 |
2015.6.29 北海道 | 2015.6.29 北海道 |