コウヅシマヤマツツジ |
ツツジ科 ツツジ属 |
オオシマツツジとハコネコメツツジの雑種とされる半落葉低木で、高さ1メートルほど。葉は互生し、卵状楕円形。 花は筒状で淡紅色。花期は6〜7月。伊豆諸島に分布する。 〜徒然想〜 1987年、高橋秀男, 勝山輝男両氏により伊豆神津島にて採取したコウヅシマヤマツツジは、ハコネコメツツジとオオシマツツジの自然雑種であることが明らかにされました。 学術的には文献の入手をさぼり分かりませんでしたが、現地で観察した限りでは、花はオオシマツツジよりずっと小さく、直径2〜3センチ、花色は淡い紅色のものがほとんどでした。ストックの先と比べると、その大きさが分かります。 登山道はオオシマツツジのピンクに彩られ、その枝葉に埋もれるようにハコネコメツツジの白が慎ましく咲いていました。 思えば、コウヅシマヤマツツジは、両者から少し離れて咲いていたような気がします。すっかり独り立ちした、可愛いツツジでした。 −同じ科の植物− |
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2012.7.1 東京都 |
2012.7.1 東京都 | 2012.7.1 東京都 |
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