ハコネコメツツジ |
ツツジ科 ハコネコメツツジ属 |
山地の岩場などに生える半落葉小低木で、高さは20〜100センチ。枝はよく枝分かれする。葉は互生し、狭楕円形、やや厚く、両面に褐色の毛が生える。 花は枝先に1〜3個、米粒のような小さな白い花を付ける。花冠は白色で筒形、長さ7〜10ミリ、先は浅く5裂する。花期は6〜7月。埼玉、神奈川、静岡、伊豆諸島に分布する。 〜徒然想〜 秩父山地を北限とし、箱根、丹沢、伊豆天城山、安部峠、愛鷹山、神津島など、限られた地に分布します。 箱根では山地の岩場に生えますが、園芸用に好まれることから盗掘により激減し、今では登山道間近では見られなくなっているようです。 遠目でも何時かは是非見に行きたいと思っていたところ、思いがけずこの花を間近に見る機会に恵まれ、何ともうれしい想いでした。 登山道のはいたる所にこの花がみられ、稀少種とは思えないほどです。岩場に貼り付く小さな花は、ほんとに可愛らしい。 撮影のため枝を除けると、あっ! 花がぽろっと落ちてしまいました。すまないことをしてしまいました。 −同じ科の植物− |
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2012.7.1 東京都 |
2012.7.1 東京都 | 2012.7.1 東京都 |
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