ゲットウ |
ショウガ科 ハナミョウガ属 |
暖地の海岸に近い林下などに生える多年草で、高さは2〜3メートル。葉は楕円状披針形で、先は鋭く、表面には光沢があり、縁には密に毛が生える。 花は長さ15〜30センチの総状花序となって垂れ下がる。花冠は3裂し、唇弁は黄色で中央に紅条があり、長さ2センチほど。 花期は4〜8月。九州南部〜沖縄県に分布する。 〜徒然想〜 アオノクマタケラン、クマタケラン及びゲットウはよく似ている植物ですが、よーく調べていくと、違いが分かるようになってきました。 特にゲットウはブドウの房状となって垂れ下がるので、識別がより容易です。 ゲットウについて更に調べていと、この植物の大きな葉は南の島の生活に活用されていることを知りました。香りがよい葉は抗菌作用もあり、餅などを包むのに使われているようです。 そういえば、ガイドさんからいただいた餅は、ゲットウの葉で包まれていました。食後で食べられなかったのが残念でした。別腹を持つ女性陣が羨ましかった。 -同じ科の植物- |
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2015.5.30 鹿児島県 |
2015.5.30 鹿児島県 | 2015.5.30 鹿児島県 |