ホロムイイチゴ |
バラ科 キイチゴ属 |
山地や平地の湿原などに生える多年草で、高さは10〜20センチ。葉は腎円形〜円心形で、3〜5個に裂け、裏面に毛がある。 花は茎頂に1個付き、白色で直径2センチほど、花弁は4〜6枚。雌雄異株で、雌しべを欠く雄花と雄しべと雌しべがある両性花がある。果実は赤く熟し、食べられる。花期は6〜7月。北海道、本州北部に分布する。 〜徒然想〜 キイチゴの仲間は低木になるものが多いですが、本種は草本で、茎に棘はありません。北海道では原生花園などの湿原で普通にみられますが、本州北部では高層湿原で見られます。 北海道道北の原生花園では、各所で見ることができました。群生することが多かったですが、草陰に隠れてもその存在感を印象付ける白い花でした。 湿原は本種やイソツツジの白が盛りで、エゾキスゲの黄色が遠くに近くにちらほらと見えます。 誰もいない静かな湿原です。 −同じ科の植物− |
|
2013.6.11 北海道 |
2013.6.11 北海道 | 2013.6.11 北海道 |
2013.6.14 北海道 |
もっとこの花を見る → |