バシクルモン |
キョウチクトウ科 バシクルモン属 |
海岸の岩場などに生える多年草で、高さは40〜80センチ。茎は赤色を帯びる。葉は主幹の茎では互生し、枝では対生する。長楕円形で粉緑色を帯び、先は円く、縁に硬い突起がまばらにある。 花は茎頂に円錐花序に付き、花冠は淡紅紫色で、長さ7ミリほど、狭い鐘形、先は5中裂する。花期は7月。北海道南西部、本州新潟以北の日本海側に分布する。 〜徒然想〜 やはり、気になるのはこの名でしょう。外来種のような名ですが、在来種です。アイヌ語のパスクル(カラス)、ムム(草)に由来するらしいです。別名にオショロソウがあります。 新潟の生育地を教えられ、いつの日か訪れる予定でいましたが、機会のないままに北海道で見る機会を得ました。カトウハコベやホソバトウキなど、特有な植物が見られる蛇紋岩地です。山の中です。 図鑑では高さは40〜80センチとありますが、この地のものは1メートルを優に超えていました。 茎は赤く、サンゴを想わせます。まだ咲きはじめでしたが、真っ赤な茎とピンクの花がきれいでした。 2回目の出逢いは、本来の生息地の海岸岩場でした。海をバックに撮れるアングルをかろうじてみつけました。 −同じ科の植物− |
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2015.7.7 北海道 |
2015.7.7 北海道 | 2015.7.7 北海道 | |
2018.7.9 北海道 | 2018.7.9 北海道 |
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