オゼノサワトンボ |
ラン科 ミズトンボ属 |
山野の湿地などに生える多年草で、高さは20〜40センチ。オオミズトンボの変種。 花が全体に小さく、花被片の長さは母種の3分の2ほど、距は15ミリ以下。唇弁は十字形になる。葉は根元に付き線形。花期は7〜8月。関東地方北部以北、北海道に分布する。 別名 ヒメミズトンボ。 〜徒然想〜 前年はネット情報に従い8月初旬にこの花を探しに行きましたが、みつかりませんでした。後日知ると、同年は発生しなかったとの情報もありました。 2017年、花仲間からこの花が開花していたとの情報をいただきました。ありがたいことです。お盆の混雑を懸念しながらも、出かけることにしました。 オゼノサワトンボは咲き出したところでした。満開も見られますが、まだ蕾が圧倒的に多いです。 この花の開花は、コバノトンボソウやオオヤマサギソウが終わる頃、お盆過ぎが盛期のようです。 幸いにもこの日は比較的ハイカーが少なく、木道に座り込んでじっくり撮影することができました。背を通り過ぎるレンジャーは、心なしか微笑んでいたように思えました。 −同じ科の植物− |
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2017.8.12 福島県尾瀬 |
2017.8.12 福島県尾瀬 | 2017.8.12 福島県尾瀬 |