オヤリハグマ |
キク科 コウヤボウキ属 |
山地の林内などに生える多年草で、高さは45〜85センチ。中部の葉は長い柄があり、3中裂する。裂片は先が尖り縁に歯牙がある。 花は円錐花序に多数付き、白色、1個の筒状花からなり、先は5裂し、裂片は線形。総苞は狭い円柱形。花期は9〜10月。東北〜関東地方北部に分布する。 〜徒然想〜 10月23日、さすがに花期には遅いと思いながらも残り花でもあればと、茨城県に向かいました。 (別の目論見もありました。) 高速を降り、しばらく走ると周辺は稲の収穫が終わった山里の雰囲気です。地元の軽トラックの後に従い、ゆっくりと田園風景を楽しみます。 オヤリハグマは林の入り口で比較的容易にみつかりました。やはり花期には遅く、数株が残っているに過ぎませんでしたが、綺麗な1花に出逢えたのは幸運でした。 周りにはカシワバハグマやオクモミジハグマもみられ、この仲間では珍しく1個の筒状花からなるオヤリハグマはひときわ繊細な雰囲気です。 さて、別の目論見ですが、野菜の買い出しです。この夏の猛暑で高騰した野菜を地元の直販売り場で買い求め、日頃の留守の罪滅ぼしです。 −同じ科の植物− |
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2010.10.23 茨城県 |
2010.10.23 茨城県 花が終わったこの株の葉が一番きれいだった。 |
2010.10.23 茨城県 |