オオツクバネウツギ |
スイカズラ科 ツクバネウツギ属 |
山地の明るい林内などに生える落葉低木で、高さは2〜3メートル。葉は対生し、広卵形〜披針状卵形で、先は鋭形、基部は円形〜くさび形、縁は粗い鋸歯があるか全縁。裏面は毛があり、脈上と縁には開出毛がある。 花は枝の先に普通2個付き、黄白色〜黄色。花冠は鐘状筒形で、長さ3〜4センチ、先は2唇性で上唇は2裂、下唇は3裂する。萼はふつう5個あり、萼片の1個は小さいか4個の場合もある。花期は4〜5月。関東地方以西〜九州に分布する。 〜徒然想〜 山梨県の山を、ゆっくり散策します。初めての場所ですが、足元にはホタルカズラ、イチリンソウ、ゲンジスミレやシハイスミレ、木々ではクサギ、アオダモ、アケビなどが次々に現れます。 ツクバネウツギと思い横目で見過ごしながら歩いたものは、オオツクバネウツギでした。やや花が大きいことに気付き確認したら、本種であることが分かりました。 ツクバネウツギとの違いは、5個の萼片の1個が極端に小さいこと、花が1センチほど大きいこと、花期が2週間ほど早いことなどがあります。 そういえば、花がツクバネウツギよりもずっと小さいコツクバネウツギを思い出しました。ツクバネウツギの仲間は変異が多いようです。萼片にそれぞれ特徴が見られます。 -同じ科の植物- |
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2015.4.19 山梨県 |
2015.4.19 山梨県 | 2015.4.19 山梨県 | |
2015.4.19 山梨県 | 2015.4.19 山梨県 |
2015.4.19 山梨県 |