オオニシキソウ

トウダイグサ科 ニシキソウ属

2010.9.18 広島県 2023.9.26 東京都世田谷区 

道端、荒れ地、畑などに生える北〜中央アメリカ原産の帰化植物で、高さは20〜60センチ。茎は赤みを帯び、よく分枝してアーチ状になる。葉は対生し、楕円形〜長楕円形。基部は左右が著しく非対称となる。
枝の先に杯状花序がまばらに付く。花期は6〜11月。本州〜九州に分布する。

〜徒然想〜

車を停めた道ばたにこの花が群生していました。多分帰化植物のニシキソウの仲間と思われたのですが、せっかくの遠征地です。後で悔やまないために、撮っておくことにしました。
群れはドーム状に重なり合うように群生しています。帰化植物特有の旺盛な姿です。
花は既に終わっているようです。アップで見ると、色づき始めた実になっていることが分かります。
ネットの情報では、花は小さく可愛いとあります。次の出逢いを待つことにします。
よく似たコニシキソウは地を這い、オオニシキソウは茎が立ち上がります。

近場の奥多摩で、出逢いがありました。コカモメヅルを探しに山散歩していると、本種やカラスビシャクミズタマソウ等が見られました。収穫の多い、奥多摩散歩でした。

−同じ科の植物−

2010.9.18 広島県
2019.9.1 東京都奥多摩 2019.9.1 東京都奥多摩
花弁に見えるものは腺体の付属体とのことでした
   もっとこの花を見る → Ptoto Gallery