イガホオズキ |
ナス科 イガホオズキ属 |
2017 9.3 東京都高尾山 |
山地の林縁などに生える多年草で、高さは50〜70センチ。葉は卵形〜広卵形で、先は狭まって尖り、基部は葉柄になる。 花は葉腋から細い花柄の先にぶら下がって1〜4個付く。花冠は黄白色、広鐘形で直径5ミリほど。先は浅く5裂し、外面に短毛が密生する。 果実は、花後先の開いた球形となった萼に包まれ、球形で直径1センチほど、白熟する。萼は緑色で、萼の外側に生える毛が果実の外側を包む毛状突起となる。花期は6〜8月。北海道〜九州に分布する。 〜徒然想〜 探しに行ったハダカホオズキがみつからなかったものの、本種とヤマホオズキをみつけることができたのは幸運でした。 幸運を与えてくれたのは、先行する観察者でした。同じコースを歩いていたようです。行く先々でお会いします。 何回目かの遭遇で、尋ねてみることにしました。 ”イガホオズキのある場所をご存知でしょうか?” ”ほら、そこに!” 何と、遭遇した場所はイガホオズキの産地でした。すぐ傍らにはオオヒナノウスツボもあって、腰を落ち着けた撮影タイムになりました。 花は暑い最中です。近年中に追加したいです。 −同じ科の植物− |
2017 9.3 東京都高尾山 | 2017 9.3 東京都高尾山 |