エゾミヤマクワガタ |
ゴマノハグサ科 ルリトラノオ属 |
2013.6.9 北海道 | 2013.6.9 北海道 |
別名エゾミヤマトラノオ。蛇紋岩の砂礫地などに生える多年草で、高さは5〜15センチ。葉は長卵形で、切れ込みは浅く、先は丸く尖らない。 茎の先に淡青紫色の花を10〜30個付ける。花期は7〜8月。北海道の蛇紋岩地に分布する。 〜徒然想〜 ミヤマクワガタの仲間は、その地特有に変化するものの、いずれもよく似ています。エゾミヤマクワガタは葉が長卵形で羽状に浅裂又は鋸歯状縁になり、しばしば裏面が紫色になります。 撮影地は、蛇紋岩の砂礫が野球グランド状に露出し、1〜2メートル間隔で本種が固まって咲く様相でした。ある意味、異様な光景とも思えました。 葉のすべては暗い緑色で、葉裏は紫色でした。 直射日光がまぶしく、きれいに撮影できませんでした。 アポイ岳で見られるアポイクワガタは葉が細長くて切れ込みが深い品種、礼文島で見られるシラゲキクバクワガタは葉や茎に白い毛が多い品種です。 −同じ科の植物− |
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2013.6.9 北海道 |
2015.6.29 北海道 | 2015.6.29 北海道 |