エゾカワラナデシコ |
ナデシコ科 ナデシコ属 |
低地〜山地、海岸の草地などに生える多年草で、高さは30〜50センチ。葉は広線形。花は茎頂に数個付け、淡紅色で直径4センチほど。 花弁は5個で、先は細かく裂ける。花期は6〜7月。本州中部以北,北海道に分布する。 〜徒然想〜 カワラナデシコの山地型で、色が鮮やかになる傾向があるが、区別は難しいとされています。萼下の苞が、カワラナデシコでは3〜4対あるが、エゾカワラナデシコでは2対しかありません。 生育地の標高からみると、タカネナデシコとカワラナデシコの中間位に咲くと言えます。 想えば、前年、東北花紀行からの帰路、新潟村上市付近の海岸で鮮やかなピンクの花に思わず車を停め撮影したことがあります。同定に自信がなく未同定種としてお蔵入りになっていますが、本種は海岸にも生えるようで、あれはエゾカワラナデシコだったかもしれません。 〜ナデシコに因んで〜今年(2011年)、女子サッカーチーム“なでしこ」apanWは世界を制しました。 おめでとう! ありがとう! −同じ科の植物− |
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2011.7.23 長野県(画像にポインターをおいてください) |
2010.7.4 新潟県 | 2011.7.23 長野県 |
2012.7.24 北海道 | 2015.6.30 北海道 |