ヤマシャクヤク

ボタン科 ボタン属



山地に生える多年草で、高さ30〜60センチ。茎頂に直径4〜7センチほどの花を付ける。花冠は白色で、花弁は5〜7枚。花期は4〜5月。



〜徒然想〜

さすがは四国の山と、感動する出逢いになりました。
関東近辺では、なかなかこれほど多くの株に出逢うことはありません。
山は森と静まり、身が洗われるほどの清らかな空気が流れます。日が傾きかけやや暗くなってきた森の中に、ぼーっと白い花が輝きます。幻想的な白い輝きです。


2008.5.7  愛媛県


ヤマシャクヤクとベニバナヤマシャクヤクは、都会人には植物園でしか見られなくなった。
高尾山で一通りの撮影を終えて帰り支度をしていると、傍らで休んでいる登山者がヤマシャクヤクを見てきたとの話をしていた。話からおおよその場所は分かったので、もう一度山に引き返した。が、思い通りにはいきません。それらしいところを探したのですが、見つかりませんでした。しっかりと場所を聞いておけば、と反省です。

生薬の芍薬は、シャクヤクの根茎を乾燥したもので、漢方に重要な生薬として配合される。婦人薬、筋肉のけいれん、腹痛、疼痛、下痢などに用いる。しかし、一般的な使用には十分注意が必要で、毒草として扱うべきです。中毒症状は嘔吐、胃腸障害など。漢方としては、葛根湯、芍薬甘草湯、四物湯(しもつとう)、当帰芍薬散など、多くの処方例がある。



2008.5.7  愛媛県 2006.5.6 箱根湿性花園
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