ウツボグサ

シソ科

最近では平地でもよく見られるが、もともと山地の草地にはえる花。これから高山に登る登山口や林道脇では、いつもその鮮やかな紫で見送ってくれる。
上部の葉柄が1〜3センチあることで、高山型のタテヤマウツボグサと見分ける。タテヤマウツボグサは、葉柄がないか、あってもごく短い。花はより大きく広がり、色も濃い。
そして、ミヤマウツボグサは地域変種ということで、区別しない説もあるが、ウツボグサが走出枝(地表を這って伸びる枝。ランナー。 )を出すのに対し、ミヤマウツボグサは出さない。私はその違いを確認していないので、このHPでは今のところ区別されていない。

褐色になり始めた花穂を乾燥させたものは生薬で夏枯草(かこそう)という。消炎性の利尿剤として腎臓炎、膀胱炎などに効果があるとされている。但し、胃を刺激するために、胃弱の人は服用に際しては注意が必要。口内炎、へんとう炎には煎汁でうがいをする。結膜炎の洗眼液としても用いられる。打撲傷には、生の葉を潰して患部に塗る。
2003.7.21 長野県車山
2003.8.13 長野県縞枯山(最近タテヤマウツボグサの白花品に見えてきました。)
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