亜高山帯の岩礫地などに生える半落葉小低木で、高さは５０〜１００センチ。葉は互生し、広披針形。
花は筒形で白色、直径５ミリほど、筒部は細長く、先は４裂する。雄しべは４個、花冠の外に飛び出ない。花期は６〜７月。本州中部地方に分布する。

〜徒然想〜

非常に小さな花で、初期のカメラではピント合わせに苦労した。この写真も全くピントが甘い。
今のところ北八ヶ岳の坪庭でしか出逢っていない。そのうちまた出掛けることもあるだろうから、撮り直しを考えよう。

まだ撮り直しが実現されていません。ここ数年は、身近な植物、初心に返って撮り直しの花などをスケジュールに取り入れています。本種も、改めてそのリストに加えました。
コメツツジの変種で、花冠が筒形で、先は浅く４裂し、雄しべは花冠から突き出ない点で異なります。

−同じ科の植物−