シャクジョウソウ

イチヤクソウ科 シャクジョウソウ属 
   APG分類ではツツジ科
山地の林下のやや暗い場所などに生える腐生植物で、高さは草丈10〜20センチ。全体が淡黄褐色で、葉は鱗片状に互生し、広卵形。
花は茎頂に花序を作り、4〜8個が下向きに咲く。花期は6〜8月。北海道〜九州に分布する。

〜徒然想〜

ギンリョウソウと同じく葉緑素を持たない腐生植物です。2003年に出逢って以来出逢いが無かったので、久しぶりに出逢うと、なぜか懐かしくうれしい。いい写真で無かったので差し替えます。

北海道のシャクジョウソウは、やはりスケールが大きいです。登山道の山側には数十本ものシャクジョウソウが並んでいます。そして、谷側にも・・・ 

シャクジョウ(錫杖)とは、僧や修験者が持つ杖のことで、歩きながらシャンシャンと鳴らせる。悪い虫や毒蛇を追い払う効果で突き鳴らすという。教義的には煩悩を除去し、知恵を得るとされる。

-同じ科の植物-
2006.7.22 長野県八ヶ岳
2006.7.31 長野県八ヶ岳 2006.7.31 長野県八ヶ岳
2006.7.22 長野県八ヶ岳
2012.7.21 北海道 2012.7.21 北海道
     
 2006.9.2 長野県八ヶ岳    2006.9.2 長野県八ヶ岳
果実は上を向きます