ソバナ/ホソバソバナ/シロソバナ

キキョウ科 ツリガネニンジン属

山地の林縁、草地などに生える多年草で、高さは50〜100センチ。茎は、ときに上部で分枝し、ふつう無毛、まれに長毛のあるものがある。葉は互生し、長い柄があり、卵形〜広披針形で薄くてやわらかく、縁に粗い鋸歯がある。
花は茎頂にまばらに円錐花序につき、垂れ下がる。花冠は淡青紫色で、先端が広がった鐘形、長さ2〜3センチ、先はやや反り返る。花期は8〜9月。本州、四国、九州に分布する。

〜徒然想〜

八ヶ岳へのアプローチ道の北沢でよく見られます。ひんやりと湿ったところが好きなのかもしれません(最初の出逢い)。
ツリガネニンジンとの見分け方が図鑑等に載っていますが、花の開き具合、花が輪になって付かない、萼が太いこと、葉の付き方の違いによって見分けられます。

その後の出逢いは多いです。少しずつ違うと思われるものもあり、その度に??となるのですが、結局ソバナに落ち着いてしまいます。

葉幅が極端に狭いものもみられました。「日本の野生植物」(平凡社)にはホソバソバナの名があります。

花の白いものは、シロソバナと呼ばれています。

-同じ科の植物-
2013.8.17  長野県白馬(画像にポインターをおいてください)
 2005.8.8 長野県八ヶ岳                 2004.7.24 長野県八ヶ岳
 2013.8.17  長野県白馬
   ホソバソバナ
2013.7.18 山梨県(画像にポインターをおいてください)
 
 2017.8.19 山梨県    2017.8.19 山梨県
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