シナノキンバイ |
キンポウゲ科 キンバイソウ属 |
2005.5.28 長野県八ヶ岳 |
高山帯の湿った草地などに生える多年草で、高さは20〜80センチ。葉は長い柄があり、羽状に裂け、さらに欠刻する。 花弁(蕚片)は5〜7枚あり、黄色で直径4センチほど、雄しべは花弁より長い。花期は6〜8月。北海道〜本州中北部に分布する。 〜徒然想〜 この花の黄色は、ややオレンジ色を帯びて見えるときがあります。花は比較的大きくて4、5センチ、風に揺られて、縁がひらひらとそよぐ感じです。 しかし、ここでそよぐ花びらは実は萼で、花は中心の周りに円形に立ち上がっている棒状のものです。その花に寄り添うように中心側に花よりも背が高い雄しべが立ち上がります。 セツブンソウも同じように花に見える部分は萼です。 上の画像撮影から、10年ほど経ってしまいました。 その間、高山にも登っていたはずなのに撮影していませんでした。見る機会は多かったと思えるのですが・・・、撮影済としてスキップしていたのでしょう。 久しぶりのシナノキンバイの撮影は夕張岳でした。正直、夕張岳固有種を疑ったのですが、本州中部でも見られる本種でした。 -同じ科の植物- |
2015.6.29 北海道 | 2015.6.29 北海道 |
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