セツブンソウ

キンポウゲ科 セツブンソウ属

〜徒然想〜

友人の年賀状で初めてこの花を知りました。年が明け、いち早く節分の頃に花を咲かせるこの花を選ぶのは妥当なことでしょう。花の姿や色合いも新春に相応しい。
この花、花に見える部分は萼だという。黄色い部分が花で、根元で分岐している。どうしてそういうことになるのか、植物の世界の不思議を思います。

関東周辺では両神の節分草園が良く知られていますが、人気を呼んで、週末は人出が多いのには閉口します。今年(2006年)は撮影予定がないが、静かに出逢える場所を探すことにします。
花弁(萼片)は通常5枚。稀に6〜10枚のものや八重があります。茎に2つの花が付くものもあります。

2007年は静かなセツブンソウとの出逢いでした。それでも、撮影が終わる頃には4台の車が止まり、年配の方が無造作に林に分け入ってきます。足元にも花があるのに・・・!
いつまでも静かに咲いてて欲しいと願いつつ、自生地を後にします。

−同じ科の植物−
2004.3.14 埼玉県両神節分草園
2004.3.14 埼玉県両神節分草園
1茎2花
2007.2.24 埼玉県秩父市(画像にポインターをおいて下さい)
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