田の畦など山野の日当たりのいい草地などに生える多年草で、高さは8〜15センチ。根元から走出枝を出して広がり、そこに新しく株を作る。葉は卵形〜楕円形、質は薄く、長さ1〜5センチの葉柄がある。
頭花は花茎の先に1〜3個付き、黄色で直径2〜2.5センチ、総苞は8〜10ミリで、外片は短く内片と同長。花期は4〜7月。日本全土に分布する。
〜徒然想〜
東京狛江市近辺はまだ畑や田圃が残っているところがあり、あぜ道には黄色い花が列をなしています。この花を知ると、根元から走出枝を出して増えるので、群生することが多いようです。
名の起源は走出枝が地面を縛ることからきているようですが、昔の人はいろいろ考えるものです。
あまりにもふつうに見られるので、最初の撮影の後はスキップしていましたが、あまりにも稚拙な文章が残っていたので、画像を追加し修正しました。
さすがに20年近くも経つと、狛江市近辺は田圃も減り気味で、川崎市の谷戸で撮り直しました。
似た花にオオジシバリがあり、葉の形で見分けます。
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