オオイヌノフグリ

ゴマノハグサ科 クワガタソウ属

西アジア、中近東原産で日本全土に帰化している2年草で、高さは10〜40センチ。茎はよく分枝して横に広がる。葉は下部では対生、上部では互生し、卵状広楕円形で、先の鈍い鋸歯があり、両面に毛がある。
上部の葉腋から青紫色の花を1個付ける。花期は2〜5月。

〜徒然想〜

道端にいくらでも生えている花ですが、写真に撮ると、また違う姿を見せてくれます。実にいい顔をしていると思いませんか。
春の訪れを、びっしりと青い絨毯を敷き詰めて迎えてくれます。今日も、2月とは思えない暖かさとなり、誘われて近くの野川に出ます。
上着を脱いだ散歩人は、花のシーズンが間近いことを知ります。

ここ数年来、白花を探しています。
各地でこの花を見るたびに白花、白花と探しますが、みつかりませんでした。見た花は、相当な数になるのではないでしょうか。
ようやく見つけた白花は、残念ながら紫条が残っています。もう少し、白花探しが続きます。

ピンクの花は、時々見られます。
白花と見間違えそうな花に、コゴメイフノフグリがあります。

−同じ科の植物−
2004.2.29 東京都野川
2004.4..29 東京都野川
2008.3.23 東京都高尾
2018.3.18 東京都世田谷区 2018.3.17 東京都調布市
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