オオバミゾホオズキ |
ゴマノハグサ科 ミゾホオズキ属 |
亜高山の湿った場所などに生える多年草で、高さは10〜30センチ。根茎は横に這い、茎は分枝せず直立する。葉は卵形又は卵円形で、縁には尖った鋸歯がある。 花は上部の葉腋に1花を付け、黄色で筒形、長さ2.5センチほど、直径2.5センチほど。ミゾホオズキに似るが、全体に大きく、分枝しないことや葉の鋸歯、萼の裂片が異なる。花期は7〜8月。北海道〜本州中部以北の日本海側に分布する。 〜徒然想〜 さあ、これから高山へと・・・、登山道の入り口付近の水辺で見られることが多いです。南アルプスの北岳や北アルプスの常念岳などでした。 ミゾホオズキによく似ていますが、ミゾホオズキよりも高地に生え、花も葉も大ぶりで、その黄色がよく目立ちます。葉には柄がなく、まるで両手でやさしく花を支えているように思えます。 そんな優しい花も、最近では撮る機会を失いつつあります。高い山に登る機会が減ってきたということでしょう。 −同じ科の植物− |
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2006.6.26 長野県栂池 |
2006.6.26 長野県栂池 | 2005.6.25 長野県常念岳 |
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