ナンバンギセル ゴマノハグサ科
植物園で、なぜかそこだけ草がかき分けてあった。奥を見ると、鮮やかな肌色の花がススキの根元に隠れるように立ち上がっていた。名前はナンバンギセルという。
全体が濃い肌色で、緑の部分がない。葉緑素がないということで、光合成を行わない。そうです、この花はススキなどに寄生して養分を得る寄生植物です。
形は名のとおり、キセルの雁首の形をしています。姿と色合いがあか抜けているのでナンバンの名を持つが、純然な日本の在来種です。
そういえば、腐生植物のギンリョウソウシャクジョウソウも同じような雁首を持っています。何かこれらの生き方をする植物の必然性があるのでしょう。
2005.9.11 東京都野川自然観察園
2005.9.11 東京都野川自然観察園
  
2005.9.11 東京都野川自然観察園