クサフジ

マメ科 ソラマメ属

山野の日当たりのいい草地、林縁などに生えるつる性の多年草。葉は羽状複葉で18〜24個の小葉からなる。小葉は狭卵形で質は薄い。
花は青紫色で、一方に偏って付く。花期は5〜9月。北海道〜九州に分布する。

〜徒然想〜

日当たりの良い八島湿原で、周りの草花に絡み付いて、花をツンと伸ばしていました。
似た花にヒロハクサフジがあります。クサフジは葉(小葉)が18〜24枚もあるのに対し、ヒロハクサフジは小葉が10〜16枚で幅が広いことから見分けます。

中国での生薬名は透骨草(とうこつそう)、リューマチなどの痛みには服用、できものなどの皮膚病には患部に塗布します。
葉や全草はお茶として飲用します。
若芽、若葉は揚げ物、炒め物、おひたし、汁の具などして食べられます。

−同じ科の植物−
2006.7.7 長野県八ヶ岳
   2003.7.27 長野県八島湿原  
 2009.6.13 滋賀県伊吹山    2006.9.2 長野県八ヶ岳
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