コウホネ

スイレン科 コウホネ属

 
2006.11.26 埼玉県   2006.11.26 埼玉県


浅い池、沼、河川などの水中に生える多年草。水上葉は水の上に出て、狭卵形〜長楕円形、裏面に少し毛がある。沈水葉は薄く膜質で縁は波状になる。
花は水上に花柄を伸ばし、1花を付ける。花弁に見える萼片は黄色で直径4〜6センチ。花期は6〜10月。北海道西南部〜九州に分布する。

〜徒然想〜

この花も、HPを見直すにあたり、植物園で撮影した画像を差替えました。
キタミソウを撮り終えて、上流を散策したときにみつけたものです。堤防で川の流れが留められ、淀みとなっていた場所で生えていたものです。
11月末では花期には遅いものの、数花のみが残っていました。
後に調べましたら、コウホネの仲間は、ふつう水面に葉を広げますが、本種のみは水の上に突き出ます。従って、見分けは容易です。
花弁に見えるものは萼片で、花はその内側に舌状に付きます。

−同じ科の植物−


2006.11.26 埼玉県
2006.11.26 埼玉県