ヤハズエンドウ/ホソバヤハズエンドウ

マメ科 ソラマメ属

 
2006.4.30 東京都高尾   2004.4.11 東京都狛江市

野の道端、草地などに生えるつる性の1〜2年草で、長さは150センチほどになる。葉は羽状複葉で8〜16個の小葉からなる。小葉は狭倒卵形、先端は矢筈状に凹む。
花は葉腋に1〜3個付き、紅紫色で長さ12〜18ミリ。萼裂片は広線形で同長。豆果は広線形で長さ3〜5センチ。花期は3〜6月。本州〜沖縄に分布する。

小葉が細長く狭倒卵形で先端が凹頭とならず、花もやや小さいものは、別品種のホソバヤハズエンドウとして区別されている。ただし、ヤハズエンドウも上部の葉先が鋭頭となるものが多く、中間的なものも多い。

〜徒然想〜

子供の頃からカラスノエンドウとして親しんできた花なのに、改めて若草を背景にこの花を撮ると、思いもしないきれいな姿を見ることができます。
植物の名に大きさを示すカラスとか、スズメとかノミとかの名前を付けことがあります。スズメノエンドウよりも大きな花を付けるので、カラスになったのでしょう。

長さ5〜6センチの細長い実を付けます。この実は、子供の頃、格好の遊び道具になりました。茎に近い部分の1/4位のところを斜めに切り取り、鞘(さや)の片方を開いて中の実を取り除き、中をきれいにさらって閉じ、切り取った部分を唇の外に出し吹きます。ブブー!と心地よい笛になります。1/4をさらに切り取れば、高い音になります。なるべく丸く膨らんだ実を選ぶのがコツです。自分の子供に教えて楽しんだことを思い出します。

−同じ科の植物−

白い花はスズメノエンドウ  2010.5.5 東京都狛江市 右側の葉は細い 2017.3.18 東京都狛江市
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