ヤマオダマキ

キンポウゲ科

観察会で山の案内人が、“ちょっと変わったオダマキがここにあるんだよ!”と指を指す。見ると、上のほうが褐色に色付いたキバナノヤマオダマキに似た花があった。“ヤマオダマキじゃないでしょうか!”と私。“ふうーん”とちょっと疑わしげ。
箱根湿性花園で見ただけで、自生種に出逢うまではアップを控えていたので、出逢えてうれしかった。先をゆく観察会のメンバーを尻目に、急いで撮影をする。

山地の草地や林の縁に生える多年草で、高さは30〜60センチ。長さ3〜3.5センチの花を下向きにつける。萼片の5個は紫褐色、花弁の5個は淡黄色で、基部は長く伸びて距となり、直立し、やや曲がる。距が内側に強く曲がるものはオオヤマオダマキという。

2006.7.9 長野県美濃戸口
22006.7.9 長野県美濃戸口
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