ヤコウボク

ナス科 ケストルム属

西インド諸島原産の日当たりのよい林縁などに生える常緑低木で、高さは2〜3メートルになる。
枝はよく分枝し、枝先の葉腋から花茎をのばし、円錐花序に黄白緑色の花をつける。花期は3〜11月。
夜に開花する花の香りが強く、夜香木の名がある。別名ヤコウカ。果実は白色。

〜徒然想〜

駐車場から登山口まで100mほどしかないのに、ふつうの道端に次々と初お目見えの植物が現れます。ヤコウボクの白い実、タイワンクズハイビスカスの八重咲きニトベカズラ、コヨメナなど、さすがに遠い地の沖縄です。
撮影の遅い私は、いつも最後に置いてけぼりです。でも、すぐに追いつきます。歩くのは速いのです。
繰り返す姿をご想像下さい。

ヤコウボクの白い実は、林の縁に垂れ下がっていました。無機的な白ですが、それなりにきれいです。
次は花の香る姿をみたいと思いますが、どの資料にも、強烈な香りと書いてあるものの、いい香りとは書いてありません。
さて、どんな香りなのでしょうか。

−同じ科の植物−

2008.1018 沖縄県本島(画像にポインターをおいて下さい)
2008.1018 沖縄県本島