ツクバキンモンソウ
シロバナツクバキンモンソウ

シソ科 キランソウ属



山地や丘陵地の林下などに生える多年草で、高さは5〜10センチ。ニシキゴロモの変種で、花は淡紫色〜淡青紫色。母種に比べ花冠の上唇が短く1ミリほどで、先は円い。
母種が主に日本海側に分布するのに対し、本種は太平洋側に分布する。花期は4〜5月。本州(太平洋側)、四国に分布する。
花の白いものはシロバナツクバキンモンソウという。



〜徒然想〜

前日の八ヶ岳横岳登山のクールダウンで、車山を散策したときに出逢いました。当初はニシキゴロモと思っていましたが、葉脈や花の上唇の長さからツクバキンモンソウのようでした。
茨城県筑波山で最初に発見された植物で、ニシキゴロモの変種になります。ニシキゴロモが日本海側に分布するのに対し、本種は太平洋側に分布します。
ニシキゴロモとは花冠の形に違いがみられ、ニシキゴロモの上唇が3ミリほどあるのに対し、本種ではごく短い。花は白に近い青紫色。葉の裏は紫色を帯びており、葉の表側の葉脈にも紫色が浮き出る特徴があります。


-同じ科の植物-

2007.4.14 茨城県つくば市


つくば市では、あまりにもあっけなくみつかりました。咲くのはこんな場所と車を止めたすぐそこにポツンと咲いていました。同行のKさんも知っていたわけでもないようだったが、“さすがは師匠!”、との感心から花散歩が始まりました。
この林道沿いにはタチツボ、オカ、ニオイタチツボなどのすみれ類が多く、ウラシマソウ、ミツバツチグリなど色とりどりで賑やか、飽きることがありません。いつまでも歩を進めたいところだが、次の観察地もあります。またの機会として引き返えしました。
ツクバキンモンソウは数多くみつかりました。白花もありました。


2005.5.29 長野県車山
     
  2007.4.14 茨城県つくば市   
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