タンザワヒゴタイ |
キク科 トウヒレン属 |
神奈川県丹沢山系や箱根などの草地や岩場に生える多年草で、高さは1メートルほどになる。茎には翼がある。 キントキヒゴタイと違い総苞片は反り返らず、下部の葉はタカオヒゴタイのようにバイオリン形にくびれない。花期は8〜9月。 〜徒然想〜 タンザワヒゴタイは、フォッサマグナ要素の植物で丹沢を代表するものの一つ。丹沢のほか、箱根、静岡県の愛鷹山、伊豆諸島の御蔵島にわずかに産するにすぎない貴重な植物でした。 箱根では、キントキヒゴタイと同じ場所に産することがあるものの、総苞片が反り返らず、より草丈が高くなります。 登山道脇でみられたものは草丈が60センチほどだったでしょうか、茎が細く弱々しい感じです。 茎に翼があるのも特徴ですが、こちらは確認できませんでした。 −同じ科の植物− |
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2008.9.28 神奈川県箱根 |
2008.9.28 神奈川県箱根 | 2008.9.28 神奈川県箱根 |
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