タイワンモクゲンジ

ムクロジ科 モクゲンジ属

台湾、中国原産の落葉高木で、高さは5〜7メートル。葉は輪生状に付き、2回偶数羽状複葉、小葉は長楕円形で、先が尖り鋸歯がある。
複総状花序を頂生し、直径1センチほどの黄花を多数付ける。花弁は5裂し、後ろに反り返る。花期は9〜10月。
花後、紅紫色〜紅褐色の果皮(袋状)の中に実を付ける。沖縄には昭和50年代に入り、街路樹などとして植えられている。

〜徒然想〜

赤いのが実で、黄色いのが花ですと紹介されます。5メートルほどの高みに、ちょっと毒々しい赤と黄色が固まっています。三脚をセットするのも躊躇するような色あいです。
道路を挟んだ反対側には、トッキリキワタの大きな花と不思議な実があります。
両者を見比べながら、また南の地に来た喜びがわいてきます。
先行した埼玉のYさんとの待ち合わせ場所でのひとときです。

−同じ科の植物−

2008.10.18 沖縄県本島(画像にポインターをおいて下さい)
2008.10.18 沖縄県本島 2008.10.18 沖縄県本島