タチコゴメグサ

ゴマノハグサ科 コゴメグサ属



草原の草下に、見知ったコゴメグサ属の花が見えた。しかし、八ヶ岳の尾根などにみられるコバノコゴメグサとは様子が違う。葉が鋭く尖って、姿が細い。即座に、ホームグランドの八ヶ岳で探し続けていたタチコゴメグサの名が浮かんだ。
ようやく出逢えて感無量のときでした。
帰り車で清里高原に寄り道したら、ここでも出逢うことになった。あれほど探した花に、続けて出逢うとは。縁は人ばかりではないということでしょう。急がず、ゆったり花散歩します。

高原に生える1年草で、高さ15〜30センチ。茎は直立、よく分枝し、曲がった毛が生える。葉は卵形で、ほとんど柄はない。縁には4〜7対の鋭く尖った鋸歯がある。花冠は白色で紫色の条があり、中央に黄斑がある。長さ6〜7ミリで、コバノコゴメグサよりも小さい。



2006.10.1 長野県小県郡(画像にポインターをおいて下さい)
2006.10.1 長野県小県郡
   もっとこの花を見る → Ptoto Gallery