日当たりのよい草原、山麓などに生える多年草で、花茎の高さは３０〜５０センチ。根出葉は多数あり、線形、鋭尖頭で、３脈があり、無毛。
穂状花序に多数の白色〜淡紅色の花をやや密につける。花被は壺形で先は６裂し、長さ５ミリほど。花期は４〜６月。関東地方以西〜沖縄県に分布する。

〜徒然想〜

ランの名がつきますがユリ科です。しかし、ランの仲間と思われても仕方がないように、ラン科のナンゴクネジバナやムカゴソウと肩を並べて、道端に咲いていました。
今回の沖縄遠征で気づいたことに、道路脇にゴミがなく、きれいに整地されていたことがあります。野焼きしなければ育たない植物があるように、整地しなければ育たない植物があります。
いつまでも、貴重な植物が当たりまえに道端に咲く沖縄であって欲しいものです。

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