オオバナノセンダングサ
(シロノセンダングサ)

キク科 センダングサ属

北米原産で、戦後沖縄や高知県に帰化した。畑地や空き地、路傍などにごくふつうに生える1年草で、葉は1〜2回羽状複葉、裂片は鋸歯縁。
舌状花は白色で、頭花の径は3センチほど。
果実にトゲのある芒があり、動物や衣服につき繁殖する。

〜徒然想〜

道路脇や空き地、海岸近くの草地など随所でみられました。車で移動すると、当たり前のようにキク科の白い花が目に入ってきます。帰化植物がいかに強いかよく分かります。
しかし、よく見れば、白い花はなかなかきれいです。

従来、シロノセンダングサとして収載していましたが、オオバナノセンダングサに修正いたします。
オオバナノセンダングサはコシロノセンダングサと比べ、頭花の直径が3センチほどで、白色の大きな舌状花が付く違いがあります。
しかし、オオバナノセンダングサとコシロノセンダングサを区別しないで、両者を含めてシロノセンダングサ(シロバナノセンダングサ)とする見解もあります。

−同じ科の植物−

2007.3.17 沖縄県本島
2007.3.17 沖縄県本島
2007.3.17 沖縄県本島
2007.3.17 沖縄県本島 2007.3.17 沖縄県本島