シラオイハコベ

ナデシコ科 ハコベ属

別名エゾフスマ。
山地の林下に生える多年草で、節には短毛があり、上部は分枝して高さ15〜35センチになる。葉は無柄で、広披針形〜披針形、先は鋭く尖る。
枝先に集散花序をつくり、花柄1〜6センチの先に直径7ミリほどの白色花を付ける。萼片は5個で、花弁よりも長い。花期は6〜8月。
本州中部以北、北海道に分布する。

〜徒然想〜

これも絶滅危惧IAの貴重な植物。尊敬する師匠から教えてもった場所がいつも通る八ヶ岳へのメイン通りだったので、驚いたものです。
葉が披針形で先が尖るのが特徴だが、花は小さく目立たない。花柄が長いので、撮り難くもある。
メイン通りであるだけに、背を多くの人が通り過ぎます。が、何を撮っているのか問う人もいません。
近くには、ヤツガタケムグラ(絶滅危惧IA)もありました。

−同じ科の植物−
2007.8.12 長野県八ヶ岳(画像にポインターをおいて下さい)
2007.8.12 長野県八ヶ岳
   もっとこの花を見る → Ptoto Gallery