サマニユキワリ

サクラソウ科 サクラソウ属

低山帯〜亜高山帯の蛇紋岩地や乾いた草地に生える多年草で、高さは15センチほどになる。ユキワリコザクラの変種とされ、ユキワリコザクラに比べ、葉がやや厚く、縁が裏側に強く折れ曲がる違いがある。
葉は長楕円形〜倒披針形で、5〜40ミリのはっきりした葉柄がある。
花は紅紫色で、直径は1.5センチほど。花期は5〜6月。北海道日高地方アポイ岳周辺に産するが、ユキワリコザクラと区別しない見解もある。

〜徒然想〜

アポイ岳は花の名山といわれながらも、地元の幼稚園児も登るようで、山頂まで2時間あまり〜容易に登れる山でした。
だから、ロープを張りめぐらし、花や園児たちを守るのはやむを得ない対応でしょう。サマニユキワリが群生する場所もロープだらけで風情はありませんでしたが、我慢するしかありません。

ファインダーを覗きながら、頭を切り替えます。ロープも終わりかけの花も消えていきます。
花はやや終わりかけです。きれいな個体を選んでの撮影です。

−同じ科の植物−
2008.5.25  北海道アポイ岳(画像にポインターをおいて下さい)
   2008.5.25  北海道アポイ岳
 
 2008.5.25  北海道アポイ岳    2018.5.11 北海道
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