サガミジョウロウホトトギス |
ユリ科 ホトトギス属 |
2007.9.22 神奈川県丹沢 | 2007.9.22 神奈川県丹沢 |
神奈川県丹沢山系の崖に下垂する多年草で、長さは60センチほどになる。茎は無毛、葉は互生し、卵状披針形〜披針形、葉の基部は茎を抱く。 茎頂に2〜5個、総状に黄色鐘形の花を下向きに咲かせる。花被片の内側には赤褐色の斑点がある。花柱は3裂部分が短く、先端の裂片が目立つ。葯は黄色。 花が茎頂に集まって付くのが特徴とされているが、茎頂に蕾が多かったものの、茎の中ほどにも花を付けていました。 〜徒然想〜 茶店の奥では、ご夫婦で朝食のパンを焼いていました。 サガミジョウロウホトトギスを撮りに来たことを伝えると、もう終わっているだろうという。それでも、道の入り口や花の探し方を親切に教えてくれます。 ようやくみつけたホトトギス。足場の悪い崖にぶら下がっていました。足を滑らせたら大怪我だろうなと、ヒヤヒヤの撮影になりました。 とりあえずゲットで一安心。余裕が次の花との出逢いをもたらしてくれたようです。この日は5株ほどみつけて、軽い足取りで山を下りました。 途中で、イワシャジンも咲き始めているのをみつけました。帰りに寄った茶店のご夫婦が一緒に喜んでくれたのが、うれしいです。 −同じ科の植物− |
2007.9.22 神奈川県丹沢 |
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