ヤブムラサキ/ムラサキシキブ

クマツヅラ科 ムラサキシキブ属


ムラサキシキブは、山野の林内や林縁に生える落葉低木で、高さ2〜3メートル。葉は対生し、楕円形〜長楕円形、縁には細かい鋸歯があり、先は尾状に尖る。葉の脇から集散花序を出し、淡紫色の小花を多数付ける。花期は6〜7月。萼は無毛。
果実はややまばらに付き、直径3〜4ミリの球形で、10〜11月に紫色に熟す。この実がきれいなので、紫式部にたとえ美化し、この名が付いた。
実が白い品種をシロシキブという。


千葉の山の中では、林の縁でつましく枝を垂らしたムラサキシキブに出逢いました。実付きが悪く、優美な名とはほど遠い印象でした。自生のものはこういうものと納得したものの、こちらはヤブムラサキでした。
ヤブムラサキは、花序や萼に密に軟毛が生え(ムラサキシキブは無毛)、葉はビロードのような感触があるのが特徴です。


ずいぶん前に、信州の温泉宿の庭先で、実は小粒だが、1メートルほどの枝がびっしりと覆われるムラサキシキブをみて驚いたことがあります。が、こちらは別品種のコムラサキであることが、今になって分かりました。

ムラサキシキブの花は、図鑑では知っていたものの見るのは初めてでした。
キバナコウリンカを撮影し、山を下る時に林道脇にありました。思わず車を停めてしまうほど色鮮やかに花を付けていました。きれいですけれども・・・・・・、やはり実の方が品がありますね。

  2007.10.28 千葉県(画像にポインターをおいて下さい)
ムラサキシキブ  2004.10.11 東京都野川自然園
シロシキブ  2005.9.11 東京都調布野草園
  
コムラサキ 2007.11.25 東京都裏高尾 ムラサキシキブ花 2008.7.5  埼玉県秩父市
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