ミヤマシシウド |
セリ科 シシウド属 |
亜高山帯〜高山帯下部の草地、林縁などに生える多年草で、高さは50〜150センチ。茎は上部で枝を分け、無毛。葉柄は鞘状。葉は3回羽状複葉で、小葉は長楕円形で、先が尖り、裏面脈上に毛がある。 花は複散形花序となり、白色の小さな花を多数付ける。花期は7〜8月。本州中部地方〜東北地方南部に分布する。 〜徒然想〜 田中澄江氏の「花の百名山」のTV放送をいくつか録画してあって、時々就寝前に見ます。柔らかい映像の流れとともにエンディング音楽の盛り上がりで終わると、心落ち着いた気分になり、ゆったりと眠りにはいることができます。 その録画の1つに南アルプス塩見岳があり、ミヤマシシウドを紹介しています。どちらかといえば無骨で美しいと思えなかったミヤマシシウドを、見事なまでに美しく捉え、すばらしい花の姿を見せてくれています。 ミヤマシシウドの印象が大きく変わりました。 シシウドの高山型で、葉がより広く、小葉が細長く、表面は明るい緑色で多少光沢があるなどの特徴を有するということですが、なかなか区別が難しいです。 出逢いの場所で区別しているというのが、正直なところです。 −同じ科の植物− |
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2006.9.9 山梨県北岳 |
2009.8.7 滋賀県伊吹山 | 2006.8.11 山梨県北岳 |
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