ミヤマクロユリ |
ユリ科 バイモ属 |
高山の草地などに生える多年草で、高さは10〜20センチ。葉は茎の上部に3〜5枚輪生し、2〜3段付く。 花は、暗紫褐色で内部には網目模様があり、茎の先に1〜2個やや下向きに咲く。花期は6〜8月。北海道、本州東北、中部地方に分布する。 〜徒然想〜 息を切らして登ってきた山です。ようやく尾根道に出るとホッとします。 8月も半ばのこの時期に、思いがけない出逢いがあり、うれしかった。残っていてくれた1輪の花に感謝です。さらに、近くでキバナクロユリに出逢い、またも感謝!! クロユリには黒部のケーブル駅の脇や箱根湿性花園、はては近所の野草園で出逢っています。しかし、それらは全て網目模様が見えない濃い紫褐色の花で、図鑑で見る網目模様があるミヤマクロユリとは、様子が全く違います。この疑問を観察会でI先生に問いて納得。 クロユリは北海道の低地の草原に見られ、これが野草園等で植栽されているようです。ミヤマクロユリは亜高山〜高山帯の開けた草原に生えます。 −同じ科の植物− |
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2006.8.11 山梨県 |
2006.8.11 山梨県 |
2012.8.2 長野県 | 2012.8.2 長野県 |
2012.8.2 長野県 | 2012.8.2 長野県 |