メヒルギ

ヒルギ科 メヒルギ属

 
2007.3.18 沖縄県(本島)   2007.3.18 沖縄県(本島)


マングローブの林縁に生える常緑小高木で、高さ7メートルほどになる。葉は対生し、長楕円形、先は円頭で基部はくさび形、全縁で無毛。質は厚い革質で光沢がある。
花は集散花序に4〜10個ほど付く。花弁は白色で、長さ1センチほど、分裂し糸状に見える。果実は長さ15〜40センチほどの棍棒状で、落下して泥地に刺さって定着する。花期は6〜8月。薩摩半島南部、種子島、屋久島以南に分布する。

〜徒然想〜

海岸近くのコンビニの裏に流れる河岸に群生していました。初めての沖縄訪問のときで、さすがに南の島と感動したものですが、その後何度も訪問するものの、花を見る機会はありませんでした。
今思うと、初めて見る花や見たい花が多くて、地味なこの植物に目が届かなかったのでしょう。
オヒルギは、果実が目立つ赤色で、いたる所で見る機会がありました。

−同じ科の植物−


   2007.3.18 沖縄県(本島)