コウボウムギ

カヤツリグサ科 スゲ属

 
2008.4.25 石川県   2016.6.5 北海道

海岸の砂浜などに生える多年草で、高さは10〜20センチ、茎は太い。葉は革質で、縁は細かくざらつく。ふつう雌雄異株。4〜6月、雌株は緑色、雄株は茶色に見える花穂を出す。

〜徒然想〜

砂浜の所々にぼっ、ぼっ、と立ち上がっていました。まさに太い筆を立てたような不思議な光景に、ついカメラを向けてしまいました。
別名にフデクサをもち、納得しました。

その後の出逢いは多く、各地の海岸には当たり前に生えています。踏まれても踏まれても力強く跳ね返すたくましさがあります。
北海道には、よく似たエゾノコウボウムギがあります。果胞が開出するので、小穂は幅広になります。

-同じ科の植物-

2008.4.25 石川県 2022.5.10 神奈川県
2008.4.25 石川県
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